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SF好き必見!海外ドラマで楽しむ異世界・未来・科学の世界

「もしもAIが人間のように感情を持ったら?」
「未来の社会はどう変わっているのか?」
そんな“もしも”の世界を描くのが、SF(サイエンス・フィクション)ドラマの最大の魅力です。

海外のSFドラマは、壮大なスケールと圧倒的な映像美、そしてリアリティのあるストーリーテリングで、世界中のファンを魅了し続けています。宇宙を舞台にした冒険、タイムトラベル、ディストピア社会、AIと人間の葛藤など、多種多様なテーマが詰まっており、現実とは異なる世界にどっぷりと浸ることができます。

この記事では、SF好きにはたまらない海外ドラマの中から、特におすすめの作品を厳選して紹介! 近未来の科学、異世界の文化、人類の進化を描いた傑作たちをぜひチェックしてみてください。未知の世界への扉が、今、開かれます。

【ストレンジャー・シングス 未知の世界(2016年配信)】|少年失踪事件から始まる“裏の世界”――80年代オマージュ満載のSFサスペンス

2016年にNetflixで配信開始された『ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)』は、ダファー兄弟が手がけた世界的ヒットSFドラマです。1980年代のアメリカを舞台に、少年の失踪事件をきっかけに超常現象と秘密実験、そして“裏の世界=アップサイド・ダウン”の謎が交錯する物語が展開します。

舞台はインディアナ州ホーキンス。ある日、少年ウィルが突然姿を消し、彼の友人たちと母親ジョイス(ウィノナ・ライダー)が必死に捜索を始めます。そこに現れる謎の少女イレブン(ミリー・ボビー・ブラウン)は、超能力を操る存在であり、軍の極秘実験から逃げ出してきたことが判明。彼女の力と“裏の世界”の存在が、物語を一気に異次元へと導いていきます。

このドラマの魅力は、80年代の映画・音楽・ファッションなどへのオマージュと、緻密なSFサスペンスが見事に融合している点です。『E.T.』『スタンド・バイ・ミー』『グーニーズ』などの空気を感じさせながらも、現代的な映像表現と緊迫したドラマ性が際立っています。友情、家族愛、未知への恐怖――すべてがノスタルジックでありながら新しい。

監督・脚本はマット&ロス・ダファー、音楽はカイル・ディクソン&マイケル・スタイン。80年代風シンセサウンドが物語に独特の世界観を与えています。Netflixでシーズン4まで配信中、最終章となるシーズン5も制作進行中。青春とSFが完璧に融合した、時代を代表する名作ドラマです。

【ウォーキング・デッド(2010年放送開始)】|人類が崩壊した世界で問われる“生きる意味”――極限の中の人間ドラマ

2010年にアメリカAMCで放送が始まり、Netflixなどでも配信されている『ウォーキング・デッド(The Walking Dead)』は、世界的な大ヒットを記録したサバイバルSFドラマです。ゾンビが蔓延した終末世界を舞台に、極限状態で生き抜く人々の“恐怖と絆”を描きます。単なるホラーではなく、人間の本質をえぐる群像劇として長年支持されてきました。

物語は、昏睡状態から目覚めた保安官リック・グライムズ(アンドリュー・リンカーン)が、荒廃した世界で家族を探すところから始まります。文明が崩壊した社会では、“ウォーカー”と呼ばれるゾンビが徘徊し、生存者たちは僅かな食料と安全な拠点を求めて旅を続けます。やがて彼らは生存を脅かすのがゾンビではなく、“人間同士の争い”であることに気づいていくのです。

この作品の魅力は、サバイバルの緊張感と深い人間ドラマの融合です。家族・仲間・信頼・裏切り――生きるために何を犠牲にするのか、という普遍的なテーマが描かれます。ゾンビものの枠を超えた社会ドラマとして高く評価され、スピンオフ作品も多数制作されました。

制作総指揮はフランク・ダラボン、原作はロバート・カークマンによる同名コミック。特殊メイクや演出の完成度は映画レベルで、リアルな恐怖と感情の揺れを体験できます。全11シーズンが完結し、Disney+などで配信中。世界中を熱狂させた“人類再生の物語”として、今なお語り継がれる傑作です。

【高い城の男(2015年配信)】|もし第二次世界大戦で“連合国が敗れていたら”――もうひとつのアメリカを描く衝撃のパラレルワールドSF

2015年にAmazon Prime Videoで配信が始まった『高い城の男(The Man in the High Castle)』は、フィリップ・K・ディックの同名小説を原作とするディストピアSFドラマです。第二次世界大戦で連合国が敗北し、日本とナチス・ドイツがアメリカを支配している“もうひとつの世界”を舞台に、人間の自由・信念・希望を問う壮大な物語が展開します。

物語の舞台は、ナチス・ドイツが東部を、日本が西部を統治するアメリカ。サンフランシスコに暮らす女性ジュリアナ(アレクサ・ダヴァロス)は、謎のフィルム「高い城の男」に出会い、そこには“戦争に勝ったアメリカ”の映像が映し出されていました。その映像をめぐって、日独両国、レジスタンス組織、そして民衆の運命が交錯していきます。

この作品の魅力は、歴史がわずかに違っていたらどうなっていたかという“イフ”の世界を徹底的にリアルに描いたこと。ナチスと大日本帝国が共存するという設定の中で、登場人物たちはそれぞれの信念や矛盾に苦悩します。政治スリラーでありながら、宗教・文化・家族のドラマとしても深い人間性を描いています。

製作総指揮はリドリー・スコット。映像美は重厚で、冷たい支配の世界に差し込む“希望”が印象的です。シーズン4で完結し、Amazon Prime Videoで全話配信中。思想・SF・ドラマが融合した、まさに“考えるエンターテインメント”の傑作です。

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