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一度は観ておきたい!ロボット・メカアニメの傑作たち

ロボットアニメ――それは、少年の心を熱くし、大人になっても忘れられない“あの興奮”を呼び覚ますジャンル。

巨大な機体が火花を散らしながら戦うシーン、人間と機械の間に生まれる葛藤、戦争や人類の未来を問う重厚なテーマ…。
ロボット・メカアニメには、ただのバトルものにはない深みとロマンがあります。

本記事では、「ロボットアニメって何から観ればいいの?」という初心者の方から、「昔観たあの名作をもう一度」と思っている方まで楽しめる、“一度は観ておきたい”傑作ロボット・メカアニメを厳選して紹介します。

あなたの心に残る“機体”が、きっと見つかるはずです。

機動戦士ガンダム(1979年放送)|リアルロボットアニメの原点

1979年に放送された富野由悠季監督の『機動戦士ガンダム』(通称:初代ガンダム)は、後に“リアルロボットアニメ”という新しいジャンルを切り開いた伝説的作品です。制作はサンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)。

物語の舞台は宇宙世紀0079年。地球連邦とジオン公国の戦争が続く中、少年アムロ・レイ(声:古谷徹)は偶然新型モビルスーツ「RX-78-2 ガンダム」に乗り込み、戦場へと身を投じていきます。宿命のライバルはシャア・アズナブル(声:池田秀一)。二人の対決はアニメ史に残る名場面を数多く生みました。

勧善懲悪ではなく、敵にも信念があるという描写は当時として画期的でした。セイラ・マス(井上瑤)、ブライト・ノア(鈴置洋孝)など仲間たちの人間模様も見どころです。名セリフ「坊やだからさ」や主題歌「翔べ!ガンダム」は、今なおファンに愛されています。

『ガンダムSEED』や『ガンダムUC』へと受け継がれる壮大なシリーズの原点。Blu-rayやAmazonプライム、Netflixでも視聴できるので、ロボットアニメに触れるならまずここからがおすすめです。

新世紀エヴァンゲリオン(1995年放送)|心理描写で魅せる革新的ロボットアニメ

1995年に放送が始まった庵野秀明監督の『新世紀エヴァンゲリオン』(通称:エヴァ)は、それまでのロボットアニメの常識を覆した伝説的作品です。制作はGAINAXとタツノコプロ。斬新な映像表現や深い心理描写で、90年代アニメブームを象徴するタイトルとなりました。

物語は突如襲来する「使徒」と呼ばれる謎の存在を相手に、人類を守るため巨大兵器エヴァンゲリオンを操縦する少年少女たちの戦いを描きます。主人公の碇シンジ(声:緒方恵美)は父に呼び出され、初号機のパイロットとして戦うことを強いられます。綾波レイ(林原めぐみ)、惣流・アスカ・ラングレー(宮村優子)といったヒロインたちとの出会いもドラマを大きく動かしていきます。

激しい戦闘シーンだけでなく、キャラクターの心の葛藤や孤独を丁寧に描いた点が最大の特徴です。哲学的テーマや宗教的モチーフを織り交ぜたストーリーは放送当時から大きな話題となり、今もファンの間で語り継がれています。主題歌「残酷な天使のテーゼ」はアニメソングの金字塔です。

テレビシリーズのほか劇場版やリビルド版も展開され、エヴァの世界はさらに広がりました。現在はNetflixやAmazonプライムで配信中。ロボットアニメに新しい可能性を与えた革新的な一作です。

宇宙戦艦ヤマト(1974年放送)|壮大な航海と絆を描いたスペースオペラの金字塔

1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』は、西崎義展プロデューサー、松本零士らが参加した、日本アニメ史に残る名作です。サンライズの前身オフィス・アカデミーが制作し、後のアニメブームを切り開いた作品として知られています。

舞台は放射能汚染によって滅亡寸前の地球。人類最後の希望を託された戦艦ヤマトは、イスカンダル星にある放射能除去装置を求め、限られた時間で壮大な航海に挑みます。主人公の古代進(声:富山敬)、ヒロインの森雪(麻上洋子)、艦長の沖田十三(納谷悟朗)らのドラマが物語に厚みを与えます。

見どころは、波動砲の発射シーンに代表される迫力ある戦闘描写と、仲間たちが困難を乗り越えていく人間ドラマです。宇宙を舞台にしながらも「地球を救う」という切迫したテーマが強い緊張感を生み、視聴者を毎回釘付けにしました。主題歌「宇宙戦艦ヤマト」はアニメソング史に残る名曲です。

『宇宙戦艦ヤマト2199』『2202』などリメイク作品も作られ、今なお世代を超えて支持されています。Blu-ray BOXやAmazonプライムなどで視聴可能。壮大なスペースオペラを体験するなら、まずはオリジナル版から触れてみてください。

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