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邦画のコメディ映画はここが面白い!おすすめ作品まとめ

「最近、大笑いしたのはいつですか?」

笑いはストレス解消や気分転換にもぴったりですが、日々の忙しさの中で、意外と笑う機会が少なくなっていることも。そんなときにおすすめしたいのが、邦画のコメディ映画です!

日本のコメディ映画には、シュールな笑い、ドタバタ劇、社会風刺、感動と笑いの融合など、さまざまなスタイルがあります。例えば、ナンセンスギャグで爆笑させる映画もあれば、ちょっとブラックなユーモアや、クセが強すぎるキャラクターでじわじわと笑いを誘う作品もあります。

また、邦画コメディの魅力は、日本ならではの文化や言葉遊びが活かされていること。ハリウッドのコメディがテンポの良いジョークやドタバタ劇を重視するのに対し、日本のコメディは「間」や「空気感」、そして「クセの強いキャラクター」が作り出す独特の笑いが特徴です。パロディ満載の作品から、伏線を張り巡らせた笑いまで、バリエーションも豊富!

今回は、そんな邦画コメディの面白さを解説しながら、おすすめ作品を厳選してご紹介します。あなたの好みに合った一本を見つけて、大笑いしちゃいましょう!

【カメラを止めるな!(2018年公開)】|笑って驚いて感動する――映画作りの情熱が詰まった奇跡のコメディ

2018年に公開された『カメラを止めるな!』は、上田慎一郎監督によるインディーズ発の大ヒット映画。わずか数百万円の低予算で制作されながら、口コミだけで全国へと広がり、社会現象を巻き起こしました。

物語は、山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影している撮影隊が、本物のゾンビに襲われるというワンシチュエーションから始まります。しかし、物語が進むにつれて次第に“予想外の真実”が明らかになり、笑いと驚きが止まらない展開へと変化していきます。

本作の魅力は、一見シンプルに見える物語の裏に隠された構成の妙と、映画作りへの熱い情熱。キャスト全員が全力で演じる姿と、作品全体に漂う“楽しんで作っている空気”が観る者に伝わってきます。インディーズならではの創意工夫と勢いが、一つの完成形として昇華されています。

『カメラを止めるな!』は、発想と情熱で世界を変えたコメディ映画
観終わったあと、映画というものが持つ“創る喜び”をきっと感じられるでしょう。

【翔んで埼玉(2019年公開)】|愛と笑いで“埼玉”を救え!?――ご当地ネタが世界を笑わせた痛快パロディ劇

2019年に公開された『翔んで埼玉』は、魔夜峰央の同名漫画を実写化したご当地コメディ映画。監督は武内英樹、主演は二階堂ふみとGACKT。埼玉県民が東京から差別されるという、奇想天外な設定を大真面目に描いた“愛すべきバカ映画”です。

物語は、東京に支配され、通行手形がなければ都内に入れないという架空の世界。埼玉出身であることを隠して生きる少年・麻実麗(GACKT)と、東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)の運命的な出会いから、埼玉解放をめぐる“壮大な茶番劇”が幕を開けます。

本作の魅力は、徹底的に誇張されたご当地ネタと、そこに込められたユーモアと風刺
「埼玉には海がない」「東京への通行手形」など、荒唐無稽な設定を本気で描くことで、逆に愛情や誇りがにじみ出ています。豪華な美術と衣装、そしてGACKTと二階堂ふみの全力演技が物語を一層華やかにしています。

『翔んで埼玉』は、“バカバカしさを本気でやる”ことの面白さを教えてくれるコメディ
ご当地ネタを超えて、日本中を笑顔にした痛快エンターテインメントです。

【記憶にございません!(2019年公開)】|記憶喪失の総理が国を救う!? 三谷幸喜監督が贈る痛快ポリティカル・コメディ

2019年公開の『記憶にございません!』は、三谷幸喜監督が脚本・監督を務めた政治コメディ映画。中井貴一、小池栄子、ディーン・フジオカ、石田ゆり子ら豪華キャストが出演し、笑いと人間味にあふれた“優しい社会風刺”として多くの観客を魅了しました。

物語は、国民から史上最低と呼ばれる総理大臣・黒田啓介(中井貴一)が、演説中に投げつけられた石で記憶を失ってしまうことから始まります。記憶喪失のまま再び政治の世界へ戻ることになった黒田は、これまでとはまるで違う“正直すぎる総理”として行動を始め、次第に周囲の人々を巻き込んでいきます。

本作の魅力は、シニカルな題材をユーモラスに描く三谷幸喜監督ならではの筆致。政治を風刺しながらも、人間の温かさや希望をしっかりと描き出しています。中井貴一の軽妙な演技とテンポの良い会話劇は見どころのひとつ。観終わったあと、どこか優しい気持ちになれる作品です。

『記憶にございません!』は、笑いと社会性を両立させた大人のコメディ
誰かを批判するのではなく、「人って案外、悪くない」と思わせてくれる一本です。

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